Ro-TEN-BLO ろてんぶろ

東京在住。都内某IT企業にてビッグデータのお仕事をしています。ブログのテーマは未定。

[T]平成28年:司法書士試験(受験1回目)を終えて①-勉強方法を再考する

こんにちは、TENです。
 

平成28年度(2016年度)、司法書士試験お疲れ様でした。

私にとって司法書士試験の1回目が終了しました。
今回はお試し受験という立ち位置だったため、
午前の試験のみを受けて午後は受験しませんでした。
 
講義カリキュラムではまだ民法しか手をつけていないわけで
何にもわからない試験を三時間受験することに意味は感じられなかったからです。
 
午前だけであるが、試験会場の雰囲気であるとか、他の受験生の姿を見ることができたのは大変有意義でした。
普段はDVD通信講座で、自習室も利用していないため、他の受験生に会うことが全くないのだ・・
 
試験の結果はまあ惨敗だったわけだけれども、
本試験の問題を、実際に試験会場で解いてみたことで
勉強の戦略を考えなおさないとなーと思った。
 
やっぱり
 

アタリマエだけど、もっと過去問トレーニングを中心に。

しないとだめだ。
 
司法書士試験の勉強を開始するまで、法律の勉強は全くしたことがなかった私。
やっぱりわからない概念や言葉が多すぎて、テキスト中心の勉強になっていた。
しかしテキスト中心(=インプット中心)の勉強では、効率が悪いと感じた。
 

今後は単元ごとに過去問演習を

 
今思う最良の方法は
・テキスト、一般的な入門書でその科目の概要を掴む
・一問一答式問題集を解きながらテキストで知識を補強していく
 →問題の論点をベースに、知識の肉付けをしていく
・単元ごとに、過去問演習を挟む
 →民法物権編が終わったら、その範囲の過去問をやる
というものだ。
 

法律未修者は入門書をフル活用すべし

 
特に入門書の段階が重要だと思っていて、
民法を理解するにも、不動産登記法や民事訴訟法のイメージがあった方がよい。
なので、それらの新書・一般書でざっくりと実務の内容を掴んでおくと理解が進むと思った。
特に、法律未修者にはこれが重要だと思う。
 
現在、入門書として下記を併読している。
振り返ってみると、この半年間本当に法律漬け・・

法律全般

 キヨミズ准教授の法学入門

(おすすめ度:★★★)

法律の「ほ」の字もわからない段階でも読める本。

小説仕立てで、日本の法律の超大枠を俯瞰できる。

キヨミズ准教授の法学入門 (星海社新書)

キヨミズ准教授の法学入門 (星海社新書)

 

 

民法

民法がわかった

(おすすめ度:★★★)

記述がシンプルでとてもわかりやすい。(厚くて最初は買うのをためらった)

その単元を勉強する前にざーっとこちらの本を読んでから勉強しています。

マーカー片手に高速で回転させるのに向いた本。

民法がわかった

民法がわかった

 

 

伊藤真の民法入門

 (おすすめ度:★★☆)

上記「民法がわかった」と重なる用途。

私はこちらを先に買って読んでいたのですが、

どちらか一冊、と言われたら「民法がわかった」をおすすめします。

本自体が薄くて持ち運びはしやすいのと

伊藤真氏の文体が好きならばおすすめ。

伊藤真の民法入門 第5版

伊藤真の民法入門 第5版

 

 

 弁護士が教える分かりやすい「民法」の授業

(おすすめ度:★★★)

小説仕立てで民法の重要テーマを解説している。

さらっと読めてわかりやすかった。

最初のころ「対抗」という言葉がしっくりこなかったときに

これを読んでイメージがつくようになった。

弁護士が教える分かりやすい「民法」の授業 (光文社新書)

弁護士が教える分かりやすい「民法」の授業 (光文社新書)

 

 

不動産登記法

マンガはじめて司法書士 不動産登記法

 (おすすめ度:★★★)

超いい本。本当に全部マンガで、1日で読める。

実際の登記の流れのイメージがつくようになる良書。

マンガはじめて司法書士 不動産登記法 (マンガでわかる資格試験シリーズ)

マンガはじめて司法書士 不動産登記法 (マンガでわかる資格試験シリーズ)

 

 

不動産登記法入門

 (おすすめ度:★★★)

上記のマンガから即これに繋げた。

文体はとっつきにくいけど、これまたすごくわかりやすい。

不動産登記を面白く読めるように、と書かれた本でその熱意が伝わってくる。

不動産登記法入門 第2版 (日経文庫)

不動産登記法入門 第2版 (日経文庫)

 

 

民事訴訟法

小説で読む民事訴訟法

 (おすすめ度:★★★)

まだ読みかけですが、小説仕立てはイメージがわきやすくて良い。

他の入門書より圧倒的に良い。

小説で読む民事訴訟法―基礎からわかる民事訴訟法の手引き

小説で読む民事訴訟法―基礎からわかる民事訴訟法の手引き

 

 

商法・会社法

出世するなら会社法
(おすすめ度:ーーー)

 まだ買っただけです・・

出世するなら会社法 (光文社新書 524)

出世するなら会社法 (光文社新書 524)

 

 

初心者でもわかるLawLゆいの会社法入門
(おすすめ度:ーーー)

 まだ買っただけです・・

 

 
上記以外、憲法、刑法などのマイナー科目についてはまだ全く実践ができていないので
適宜書き加えていきたいと思う。
 
来年は本番なので、気合を入れ直していこう。